自然耕房あおき
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豊かな命が循環する仕組みを作る


京都府の最北端、日本化に面する京丹後市に、
自然耕房あおきとその5ヘクタールの畑はあります。
京丹後市は、海も山もあり、豊かな自然に恵まれたところです。
晩秋から冬にかけては、北西に季節風が運ぶ雨や雪が降り、一日のお天気がころころ変わる「うらにし」と呼ばれる気候になります。
夏は35℃を越える真夏日が続く厳しい気候の地でもあります。豊かで、厳しいこの地域の自然環境と、20年間かけて作った生命豊かな畑の土が、ここでしか生まれないおいしい野菜を育ててくれます。

また、カラフルな野菜だけでなく、コンパニオンプランツやエディブルフラワーとして花も植わっており、見ても楽しい畑です。



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これまでの歩み
自然耕房あおきは20年ほど前、初代耕房主である青木伸一が脱サラして一家で大阪から京丹後へ移住し、農業を始めたところから始まりました。もともと環境問題に興味があったことから、素人ながら勉強して、当時まだ珍しかった​農薬や化学肥料を使わない、環境にやさしい農業に取り組みました。自然と向き合いながら、まじめにこつこつ長い時間をかけて微生物がたくさんいる生命豊かな土を作りました。そこから、みなさんにおいしいと言っていただける野菜ができるようになり、徐々にその農法も「炭素循環農法」の一例として認められるようになりました。
 
ところが17年目、彼は志半ばにて急逝してしまいます。54歳の若さでした。
妻の青木美恵は、もともと夫が農業を始めたとき、「素人ができるわけないし、しばらくやってみたらあきらめるだろう」と思っていました。その後も、長年畑の手伝いはしていたものの、言われたことをただその通りにするだけで、農業に興味を持つこともありませんでした。夫が突然亡くなったときは、とりあえず畑に残っている野菜が終わったら農業はやめて、大阪に帰ろうと思っていました。
そんな中で、畑にある野菜を「どんなものでも買い取る」と言ってくれるお得意先があり、また「あの野菜が食べられなくなるのはとても残念だ」という声を、たくさんの方々からいただきます。せっかく長年かけて作った生命豊かな畑の土も、何もしなければ荒れていきます。土だけでなく、環境にやさしい農業で、持続可能な一モデルとなろうとしてきたあおきのチャレンジの基盤も失われてしまいます。
周りの人たちが口々に「この畑を手放してはもったいない」と言うなかで、「そんなに価値があるものなのかしら…」、「なにもわからない自分が農業をするなんて考えられない…」といろいろな思いがめぐりました。
 
先が見えない中、青木美恵の周りに数人の女性たちが集まりました。保育士、フラワーコーディネーター、助産師、フードコーディネーター、社会科学者等、色々な専門分野を持つ女性たちでしたが、あおきの畑に感じられる自然のサイクルとその豊かな恵み、生命のエネルギーとそのバランスを大切にしたい、未来に残していきたい、そんな言葉にならないような思いを共有していました。初代の時からの結びつきで地元地域からのサポートがあったこと、栽培面・経営面の指導を買って出てくださった方々いらしたことなどを背景に、この女性メンバーを中心にみんなで一緒にあおきを守り、育ていくという形が浮かび上がってきました。そして、先代の急逝から一年後の2016年、自然耕房あおきは株式会社となり、新しい一歩を踏み出すことになりました。
以降、女性経営陣を中心に、男性の力も大いに借り、いろいろな方のご支援を得て前に進んでいます。女性目線の商品づくり、情報の提供はもとより、畑の自然循環サイクルの強化、発展にも取り組んでいます。

 

アクセス

Location

京都府京丹後市大宮町奥大野676-1
tel 0772-64-2028
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